公的年金の受給額は、過去2年連続引き下げられています。この1月中に公表予定の、2023年度(4月分以降)分についても、気になる年金エイジは多いでしょう。

一方、逆行するように物価は上昇。昨年以上の値上げラッシュが予想される2023年、多くの世帯の家計に影響を与えることも懸念されます。

現役世代の方は「将来年金をどのくらい受け取れるのか」「年金だけで生活していけるのか」と不安になってしまうかもしれません。

年金だけに頼らず、自助努力で老後資金を準備する必要があることはもちろんです。とはいえ、将来の年金額を「ざっくりと」でも把握できていれば、老後に向けた資産形成の目標も立てやすくなるでしょう。

そこで今回は、年金受給者である60歳~90歳を1歳刻みにして、国民年金と厚生年金の受給額をみていきたいと思います。

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