2. 国民年金と厚生年金の受給要件と計算方法
国民年金、厚生年金の保険料を納付することで、原則65歳以降に老齢年金を受け取ることができます。
年金を受け取るための要件として、原則として保険料を納めていた期間が合計で10年以上必要になります。
どちらも年金保険料を納付している期間が長いほど、受け取る年金月額は増えます。
2.1 国民年金の算出方法
国民年金の令和4年度の算出方法を確認しましょう。
20歳から60歳まで40年間欠かさずに保険料を納付している場合には、月額約6万5000円が受け取れます。
2.2 厚生年金の算出方法
厚生年金は以下の2つの式からそれぞれを求め、合計額を計算します。
厚生年金は所得が多いほど保険料の負担が増えます(上限があります)が、それだけ月々の受給額が多くなるしくみです。