新年が幕開けし、2023年のお金の計画を立てている方も多いでしょう。
自営業やフリーランスの方などは、国民年金保険料を口座振替等で納付していると思います。
毎月の支払いは意外に重く、負担に感じているかもしれません。
そんな国民年金保険料は、2023年度いくらに決まっているのでしょうか。月額を確認するとともに、前納制度を利用した場合の割引額や、支払い方法による違いを見ていきます。
【注目記事】【年金】みんな「厚生年金と国民年金」は本当は月いくらもらっているのか
1. 【国民年金保険料】2023年度は1万6520円
日本年金機構によると、2023年度の国民年金保険料は1万6520円です。
年間にして19万8240円の負担になりますね。
国民年金保険料の納付方法には、口座振替、現金、クレジットカード払いがあります。納付期限は「納付対象月の翌日末日」までです。
例えば2023年4月分については、5月末までに支払う必要があるということです。
月々の支払いは軽くありません。しかし、前納制度を利用すると少し軽減できる可能性があります。
2. 国民年金保険料の前納制度とは
国民年金保険料は、毎月納付だけでなく、「6ヵ月前納」「1年前納」「2年前納」が可能です。
前納制度を利用すると、保険料の割引が受けられます。
割引額は2022年度ベースで公表されているため、ここでは2022年度(~2023年度)の割引額を確認しましょう。
2.1 口座振替で前納した場合の割引額
口座振替で前納した場合、他の納付手段よりも割引率は高くなります。
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出所:日本年金機構「国民年金保険料の「2年前納」制度」
2022年度の保険料1万6590円と2023年度の保険料1万6520円を2年分前納した場合、割引額は1万5790円にもなります。
ほぼ1ヶ月分の保険料が割引になると思うと、オトクに感じますね。
前納を利用する場合は、「国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書兼国民年金保険料口座振替依頼書」に必要事項を記入の上、預貯金口座をお持ちの金融機関(郵便局を含む)の窓口、または年金事務所に提出します。
申込期限は2月末日なので注意しましょう。
2.2 現金やクレジットカードで前納した場合の割引額
現金やクレジットカードで前納した場合の割引額は、以下のとおりです。
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出所:日本年金機構「国民年金保険料の「2年前納」制度」
2年分を前納する場合、割引額の総額は1万4540円になりました。口座振替での割引額よりは少ないものの、やはり大きな金額ですよね。
クレジットカードで前納する場合、「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」に必要事項を記入の上、年金事務所に提出します。
こちらも2月末日が申込期限となっています。
現金での2年前納をする場合、毎年2月1日から申出書の受付が開始されます。
年金事務所から書類を送付してもらうか、日本年金機構のホームページからダウンロードし、年金事務所に提出します。
3. 口座振替なら毎月納付でも早割がある
前納はオトクな制度ではありますが、一度に大きな金額が必要になるという点に注意が必要です。
もし2年前納が負担という場合、口座振替の早割を利用するという方法もあります。
月々の保険料を当月末引落しで納付すると、早割として年間600円(月額50円)の割引となるのです。
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出所:日本年金機構「国民年金前納割引制度(口座振替 早割)」
本来は翌月末での引き落としなので、1ヶ月早く口座振替するということです。
口座振替が開始された月は2ヶ月分の引き落としとなりますが、それ以降は毎月割引が受けられます。
ただし、すでに口座振替で前納している方は、早割に変更すると割引額の合計額が少なくなるので注意が必要です。
4. 国民年金保険料はPay-easy(ペイジー)でも払える
上記の納付方法以外に、国民年金保険料はPay-easy(ペイジー)で支払うことも可能です。
Pay-easy(ペイジー)とは、ネットショッピングや税金などの支払いを、パソコンやスマートフォン・ATMから支払うことができるサービスです。
4.1 Pay-easy(ペイジー)の注意点
国民年金保険料をPay-easy(ペイジー)で支払う際には、以下の点に注意しましょう。
- コンビニエンスストア内に設置されている、複数の金融機関に対応したATMでは利用できない
- 領収証書が発行されない
- 納付書発行当日はPay-easy(ペイジー)できない
時間や場所を選ばずに納付できる点がメリットですが、対応していない金融機関もあるため事前に確認しましょう。
また、クレジットカードのようなポイント還元を期待する方もいますが、指定した口座などから振込みをする仕組みのため、ポイントはたまりません。
ただし、季節ごとにキャンペーンが行われていることはあるので、確認してみてもいいでしょう。
5. まとめにかえて
年末年始は何かと物入りで、出費がかさむかもしれません。そんな中、税金や保険料の支払いは痛手に感じてしまうかもしれませんね。
しかし、未納にするのは絶対に避けましょう。
前納制度や早割制度なども視野に入れて、オトクな支払い方法を選択してみてはいかがでしょうか。
参考資料
太田 彩子
