みなさんは「富裕層」や「お金持ち」と聞くと、どのようなイメージを持つでしょうか。メディアなどの影響で、お金持ちの世界は華やかで優雅な暮らしをしているというイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
一方で、世界的な投資家のウォーレン・バフェット氏は、日常生活は質素倹約を貫いていることで有名です。
世界の長者番付に載るような超お金持ちでありながら、贅沢な生活を望まず、資産の大半を慈善事業に寄付しています。
秋からはまた数多くの分野で値上げが始まり、節約の必要性を感じつつも、質素倹約が難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
筆者は以前、銀行に勤めていましたが「富裕層の方々の習慣」には学ばせていただく考え方や行動をされる方が多くありました。
今回は、筆者の経験を元に「お金持ちの節約術4選」についてまとめていきます。
「富裕層」の定義とは?達成しているのはごくわずか
2020年に野村総合研究所(NRI)が発表した資料によると、1億円以上5億円未満の純金融資産保有額がある世帯を「富裕層」と定義付けています。
富裕層は全体の約2%に留まるようです。夫婦共働きであればケースによっては達成できそうな金額に感じますが、全体で見るとごく一握りであることが分かりました。
先述でも触れたように、富裕層の方は普段の生活では無駄遣いをせず、質素倹約な生活を過ごされている印象があります。具体的にその習慣や考え方を見ていきましょう。