富裕層の節約術その4. 自動的に貯まる仕組みをつくる
富裕層やお金持ちの方は、「稼ぐ力」だけでなく、「地道な貯蓄」や「投資」を繰り返し継続されている印象があります。
収入が多くても、使うお金が多ければいつまでもお金は貯まりません。
貯蓄に成功している人の貯蓄方法として、「収入-支出=貯蓄」ではなく、「収入-貯蓄=支出」のような「先取り貯蓄」や「自動積立貯蓄」を貯蓄方法として取り入れている方が多いです。
代表的な先取り貯蓄
自動積立貯蓄
自動的にお金が貯まるシステムをすることで、みなさん自然と貯蓄されています。
「毎月の給与の10%は貯める」など自分に合った目標を決めて取り組むと良いでしょう。自動的に口座引落されるため、計画的かつ確実に貯蓄ができます。
今できることからはじめよう
今回は「富裕層の節約術」をテーマに挙げ、お金が貯まりやすい人が習慣的にしていることをまとめました。
「節約」と聞くと、「我慢しなくてはいけない」というイメージでなかなか続けられないと感じる方も多いと思います。まずは「毎月の固定費」の見直しなど、家計のムダを省くことからはじめてみるのはいかがでしょうか。
また、富裕層の考えを取り入れて、お金に対する見方を改めて考えるのも良いでしょう。
値上げが続く今こそマネープランを考え直し、貯めることに楽しみを感じながら、計画的で賢いお金の使い方を目指していきたいですね。
自分にとってのお金の使い方や今の生活について考えるきっかけになれば幸いです。
参考資料
仲宗根 梨世
執筆者
滋賀県彦根市出身。龍谷大学国際文化学部卒。大学卒業後、滋賀銀行に入行。主に個人向けコンサルティング営業に従事。若年層から富裕層までの幅広い層のお客様に対応し、これまで1000世帯以上の資産運用に関する相談経験をもつ。資産形成から相続サポートまでのライフステージに応じた相談を得意とする。社内研修の講師を務め、若手社員の人材育成に貢献。社内表彰多数。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元証券会社社員
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事。ライフプランとニーズに合った資産運用の提案が強み。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、中学・高校社会科(公民)教員免許保有。
教育、子育て、働き方などをテーマに数多くのメディアで執筆・編集を経験後、現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。3児のひとり親で、趣味は読書と音楽鑑賞(2024年12月12日更新)。