富裕層の節約術その4. 自動的に貯まる仕組みをつくる

富裕層やお金持ちの方は、「稼ぐ力」だけでなく、「地道な貯蓄」や「投資」を繰り返し継続されている印象があります。

収入が多くても、使うお金が多ければいつまでもお金は貯まりません。

貯蓄に成功している人の貯蓄方法として、「収入-支出=貯蓄」ではなく、「収入-貯蓄=支出」のような「先取り貯蓄」や「自動積立貯蓄」を貯蓄方法として取り入れている方が多いです。

出典:金融庁「高校生のための金融リテラシー講座」(2022年3月17日公表)

代表的な先取り貯蓄

  • 財形貯蓄
  • 自動積立定期預金

自動積立貯蓄

  • つみたてNISA
  • iDeCo
  • 個人年金保険

自動的にお金が貯まるシステムをすることで、みなさん自然と貯蓄されています。

「毎月の給与の10%は貯める」など自分に合った目標を決めて取り組むと良いでしょう。自動的に口座引落されるため、計画的かつ確実に貯蓄ができます。

今できることからはじめよう

今回は「富裕層の節約術」をテーマに挙げ、お金が貯まりやすい人が習慣的にしていることをまとめました。

「節約」と聞くと、「我慢しなくてはいけない」というイメージでなかなか続けられないと感じる方も多いと思います。まずは「毎月の固定費」の見直しなど、家計のムダを省くことからはじめてみるのはいかがでしょうか。

また、富裕層の考えを取り入れて、お金に対する見方を改めて考えるのも良いでしょう。

値上げが続く今こそマネープランを考え直し、貯めることに楽しみを感じながら、計画的で賢いお金の使い方を目指していきたいですね。

自分にとってのお金の使い方や今の生活について考えるきっかけになれば幸いです。

参考資料

仲宗根 梨世