2022年も終わりが近づいてきましたが、今年は生活必需品の値上げラッシュのニュースを目にする機会が多かったものです。物価上昇が家計を直撃していることでしょう。

2022年9月、国税庁より発表された「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、最新の平均年収は443万3000円です。

前年度に比べて10万円アップした形ですが、平均並みの給与を受け取っている場合、どれくらいの厚生年金を受給できるのかも気になります。

物価高にも負けない家計を作るため、長期視点のマネープランを考えることはとても重要です。そのカギとなるのは年金でしょう。

実は日本の標準である「平均年収443万円」の人であっても、平均並みの厚生年金が受け取れる保証はないのです。

くわしく見ていきましょう。

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