4. 年金を含むマネープラン「老後資金の作り方」
年金の実態がわかりました。平均年収を稼いでいても、平均並の厚生年金が受け取れるとは限りません。
年金の水準、年収の上がり方、夫婦の就業形態などで変化することを踏まえ、ねんきんネットやねんきん定期便等で確認する習慣が必要になるでしょう。
さらに、年金だけに依存する老後は、今回のように物価上昇が起こっただけでも不安が生まれます。
「人生の三大資金」のひとつと呼ばれる老後資金は、時間をかけてコツコツと準備していく計画が必要でしょう。
今はiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)やつみたてNISAなどの税制優遇制度を活用した積立投資もありますし、資産運用が初心者という方でもはじめやすいかもしれません。
資産運用には常に元本割れのリスクが伴いますが、銀行預金の金利があてにならない今、老後の備えは、あらゆる手段からバランスよく行うことがカギとなります。
老後の生活費として足りない分について、計画的に準備をしていきましょう。
※本記事は2022年12月22日時点の最新公開データをもとに執筆されたものです。
参考資料
足立 祐一