経済成長の過程で、高齢の親と同居して自分で養うことが多かった時代から若者がサラリーマンとして都市部に集まる時代に変化しました。
いまや年金という言葉はネガティブな響きを生むようになりましたが、もとを辿れば「自分で親を養うことが難しくなった若者の負担」を軽減させるべく整備された制度です。
考えてみれば、いま年金保険料として納めている以上の金額を毎月親に仕送りをしても何の問題もないという人は僅かではないでしょうか。
高齢者、ひいては現役世代の頼みの綱かもしれない公的年金。いまの60歳以上の人はいくらの年金を受給しているのか見ていきましょう。