老齢厚生年金には、一定の条件を満たせば年金額に上乗せされる「加給年金」という制度があり、年金版「家族手当」ともいわれています。
加給年金は、老齢厚生年金を受け取る人が65歳以上になったとき、一定の配偶者や子どもがいれば老齢厚生年金に加算されます。
同じ配偶者でも、老齢厚生年金の受給者との年齢差でもらえる場合、もらえない場合があります。
また、2022年4月からは、今まで加給年金の対象になっていた配偶者が、状況によっては外れてしまう場合もあります。今回は、それぞれのケースを詳しく説明します。