1. 60歳代で2000万円以上の金融資産を持っている人の割合は約3割
金融広報中央委員会が実施した「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」によると、60歳代(世帯主年齢)の約3割が2000万円以上の金融資産を保有しています。
しかし、上記のグラフだけでは十分な生活資金を準備できているかどうかの判断はできません。
「夫婦のどちらか(世帯主以外)は働いている」、「退職金が含まれていない(まだ世帯主も退職していない)」、「年金を65歳未満から受け取っている」などの可能性があるためです。
ただし、全体の7割弱が金融資産保有額2000万円に満たないことから、目標額2000万円はハードルが高いことがわかります。