年収600万円以上の割合を男女別に確認
はじめに、年収600万円超の割合を男女別に紹介します。
国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」の「給与階級別給与所得者数・構成比」によると、「600万円超」の割合は以下のとおりです。
男性は約3人に1人である31.2%が年収600万円超であるとわかります。一方、女性は7.1%しかいません。
女性の割合が低いのは「非正規雇用労働者が多い」という理由が挙げられます。男女共同参画局によると、2020年における非正規雇用労働者の割合は以下のとおりです。
2020年における非正規雇用労働者の割合
- 女性:54.4%
- 男性:22.2%
「令和3年分 民間給与実態統計調査」によれば、正社員(正職員)以外の平均給与は198万円と正社員の半分以下です。
以上の点から、正社員としてキャリアを築くことが年収600万円を目指すうえで重要であると考えられます。