現在のまる子。ドライな性格もかわいい

筆者撮影

その後、まる子に与えるフードを厳密に管理し、年齢にあったものや、タンパク質が多く含まれるグレインフリーのフードのものを与えるようにしたところ、ウールサッキングは見られなくなりました。

しかし、人に懐かないまる子の押し入れ生活はその後も続きます。

今年12年目にして、ようやく1日数回撫でられるまで進歩しました。変わり種のまる子ですが、長く一緒に暮らしていると、そのドライな性格もかわいいと感じます。

まとめ

保護猫譲渡会では、いろんな猫たちとの出会いがあります。

少々愛想の悪い猫、人慣れしていない猫も一緒に暮らすと、愛着がわきます。さまざまな個性を抱えるからこそ、気長に付き合えるのも猫の良さかもしれません。

舟本 美子