元保護猫・まる子は家の中で野良猫になる

ななみ・ゆめじは、人と一緒に暮らすことに案外早く慣れ、3匹の先住猫たちともまあまあといった相性でした。

そんな中、まる子だけは全く人に慣れません。近寄るだけで「シャーシャー」威嚇してきたり、物に隠れ唸り声をあげてきたりします。

2か月経っても、3か月経っても人に懐く様子は感じられません。

そのうち、昼間は押し入れの奥に潜み、夜になると家の中を徘徊するようになりました。そんな生活を続けていましたが、身体も大きくなったこともあり、避妊手術を受けるため病院に連れていきました。

その際、衝撃的な話を聞くことになります。