将来いくら公的年金がもらえるのか、現役世代の年収がどのように公的年金に反映するのかを把握している人はどのくらいいるのでしょうか。
はたらく世代にとって、納めている厚生年金保険料や国民年金保険料の月収に占める割合は大きなものです。
現代の日本の高齢化社会や人口減少、経済状況などを考えると、その保険料が老後どのくらいで返ってくるのか、おそらく今の公的年金受給者よりも減額されるだろうと予想する方は多いことでしょう。
しかし公的年金の減額はすでに実施されており、事実、2022年4月より、公的年金の受給額が0.4%減額となりました。
そこで今回は、老後の収入の軸となる「厚生年金」に焦点を当て、現在厚生年金を30万円もらっている高額受給者の現役の頃の給料についてみていきたいと思います。