令和3年分の民間給与実態統計調査によると、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は443万円(対前年比2.4%増)であり、これを男女別にみると、男性545万円(同2.5%増)、女性302万円(同3.2%増)となっています。
まもなくクリスマスやお正月など楽しみなイベントである反面、支出も多くなる季節が近づいて来ると、懐事情が気になる方も多いかもしれません。
冒頭の平均給与をふまえると、年収600万円程度あれば年収は多い方と言えるのでしょうか。今回は、年収600万円に視点をあてつつ、日本で最も多い年収帯を確認しながら、将来へのお金の備え方についてお話をしていきます。