岸田政権による「資産所得倍増プラン」のもと、金融庁はNISA制度の恒久化などを求めており、来年以降NISA制度の拡充が見込まれています。
老後の不安が全世代にも広がる中、「つみたてNISA」の口座数は20~30歳代が67.5%を占めており、投資に興味を持つ若者も増えています(参考:日本証券業協会)。
つみたてNISAは投資信託等を毎月積み立てる分散投資であり、長期間保有することでリスクが軽減され、複利の力で利益を期待するものです。しかしリスク自体はあるので、なかなか踏み切れない方もいるでしょう。
今回はLIMOのInstagramのアカウントで、実際につみたてNISAをしているフォロワーに、これまでの運用に対する印象を調査しました。
つみたてNISA「している」は17%
まずはフォロワーの方につみたてNISAをしているかうかがいました。
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出所:Instagram「limo.media」
つみたてNISAはしていますか?
- はい:4票(17%)
- いいえ:20票(83%)
※回答数24人
つみたてNISAを行っているのは17%となり、約8割の方はまだはじめていませんでした。
つみたてNISAをはじめる若者が増えているとはいえ、まだ多くの方が実際にはじめるまでには至っていないでしょう。
月100円からでもはじめられるつみたてNISAですが、「リスクが怖い」「よくわからない」「商品を選ぶのが難しい」といった部分もネックになると考えられます。
つみたてNISA「失敗した」という声も
フォロワーの皆さんに、これまでの運用についてもうかがいました。
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出所:Instagram「limo.media」
これまでの運用はどうですか?
- うまくいっている:0票(0%)
- まあまあ:2票(20%)
- 失敗した:1票(10%)
- まだわからない:7票(70%)
※回答数10人
うまくいっていると感じる人はいませんでしたが、「まあまあ」と感じているのは2割。「まあまあ」と答えた方に理由をうかがうと、「損はしていない」からとのこと。
一方で、「失敗した」と答える方もいました。
つみたてNISAは、2018年1月にスタートした制度です。まだはじまって4年半と10カ月ほどですから、はじめた時期や選んだ商品によっては運用成績が思わしくない方、一方で着々と利益が出ているという方もいるでしょう。
ただ、積立投資は基本的に長期間運用することでリスクが低減され、利息に利息がつく複利の力で資産が増えることを期待するものです。
現状、つみたてNISAの非課税期間は最長20年間となっており、最低でも10年以上は運用することが望ましいでしょう。現段階では「まだわからない」と答える方が多いのは頷けます。
つみたてNISAの商品選びに関しては数多くの情報がありますが、長期間保有する大切な資産だからこそ、自分で納得したものを選びたいですね。
まとめにかえて
つみたてNISAをはじめている方は少ないのが現状でしたが、NISA制度が拡充され、さらに「貯蓄から投資へ」の流れが進むことが考えられます。
公的年金だけでは生活できない今、長く仕事を続けることを考えても、いざ働けなくなったときのために貯蓄や働かないでも収入が得られる不労所得は必須な時代となるでしょう。
今後ますますつみたてNISAをはじめる方や情報が増えることが考えられますから、まずは少しずつ情報収集をしてみてはいかがでしょうか。
調査概要
- 調査日:2022年10月1日(土)実施
- フォロワー数:2720人(調査時点)
参考資料
- Instagram「limo.media」
- 金融庁「つみたてNISAの概要」
- 日本証券業協会「NISA口座開設・利用状況調査結果 (2022年3月31日現在)について」
- 金融庁「令和5(2023)年度 税制改正要望について」
宮野 茉莉子
