1. 年収600万円台はどれくらいいるのか

日本の年収について確認するために、国税庁の「令和3年分(2021年)民間給与実態統計調査」を参考に、給与階級別の給与所得者数を確認しましょう。

出所:国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」(2022年9月)

上記を見ると、全体の5244.6万人中、年収600万円台は全体で「339.5万人(6.5%)」。

男性は「287.2万人(9.4%)」女性は「65.4万人(3.0%)」でした。男性でも約1割満たさず、女性になるとかなりの少数派という結果です。

年収600万円以上で見ると、全体で21.0%。男性は31.2%、女性は7.1%です。男性であれば年収600万円以上はおよそ3人に1人と達成する可能性も高いですが、女性は限られた人のみが達成するという構図になりました。