3. 厚生年金の金額はいくらか「年収300~600万円」で試算
厚生年金は国民年金(基礎年金)に報酬比例年金が上乗せされるため、自営業者等にくらべて手厚い年金制度だと言われています。
先述の資料では厚生年金の全体平均月額は14万4366円となっており、国民年金の2倍以上の収入が見込めることになります。
ですが、注意すべき点もいくつかあります。
一例を上げると「男女差」になります。
男性の平均月額が16万4742円であるのに対して、女性の平均月額は10万3808円となっており、約6万円もの差があることがわかります。
「納める保険料」や「将来受け取る年金額(報酬比例部分)」については、どちらも現役中の年収が大きく反映されます。
ここで老後に受け取る年金に大きな差が生じることになります。