世帯年収600万円台の割合は7.9%
まずは、厚生労働省「2021年 国民生活基礎調査の概況」から「各種世帯の所得等の状況」について、調査結果を以下の表にまとめました。
世帯年収としてもっとも多いのは0~200万円。全世代を対象とした調査となっているため、老後の生活を送る高齢者の割合が多く含まれていると考えられます。
これらを除いた世帯年収では、300万円ごとに見た場合でのボリュームゾーンが「世帯年収200~400万円」になります。
しかし400万円以上になると、少し割合に変化が見られます。
200~400万円の割合45.2%に対して、400~700万円の割合は26.7%です。
その中で年収600万円世帯とされる600~700万円の世帯は全体の7.9%でした。
年金受給世帯を考慮しても、世帯年収600万円を超えている家庭は少ないようです。