2023年こそ貯蓄や資産運用の計画を
夫婦のお金事情を確認してきましたが、節約や無駄遣い、無計画などのお金に関する不満が挙がりましたね。
夫婦だからこそ協力したいものの、他人を変えることは困難ですし、家族だからこその難しさもあるもの。
話し合いにあわせて、たとえば給料日に自動で引き落として貯めていく「先取り貯金」のような仕組みを取りいれると、計画性を持ちながら貯めていくことができるでしょう。
また、政府が掲げる「資産所得倍増プラン」には運用益に対する税金が非課税になるNISAの期限が無期限になることが盛り込まれていると各種メディアで報じられていますが、貯蓄に運用を取り入れるのも一つです。
リスクはありますが、きちんと調べて自分に合った投資対象や投資方法を選ぶことが大切でしょう。
もうすぐ年末年始の長期休暇。夫婦で腰をすえてお金の話をしてもいいかもしれませんね。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2025年9月21日更新)