出産費用(2019年)平均値・中央値
- 全体:46万217円・45万1120円
- 公的病院:44万3776円・44万530円
- 私的病院:48万1766円・46万7805円
- 診療所:45万7349円・44万9300円
※公的病院とは、国公立病院、国公立大学病院、国立病院機構など
※私的病院とは、私立大学病院、医療法人病院、個人病院など
※診療所とは、官公立診療所、医療法人診療所、個人診療所、助産所など
実際には個人差ありますが、現状の中央値でも出産育児一時金のみではまかないきれないため、増額を有り難く思うご家庭は多いでしょう。
他にも、妊婦や0~2歳の子どもに対しては、ベビー用品や育児サービスなどで利用できるクーポン10万円分を配布する出産準備金の支給についても報じられています。
0~2歳児の子育ては、育児の中でも特にサポートや支援を必要とする時期。
ただし、0~2歳児の場合は「幼児教育・保育の無償化」の対象が住民税非課税世帯のみとなっており、保育園に預けるには保育料が必要となってます。
一時保育を利用するにも利用料金がかかったり、子どもがなかなか慣れず泣かれたりなどの理由で、利用を続けられないご家庭もあるでしょう。
筆者も子どもが3人いますが、0~2歳児期ははじめての育児に不安を抱いたり、児童館などへ出かけなければ相談する人がいなかったり、夜間授乳や夜泣き対応で常に睡眠不足だったり、子どもから片時も目が離せず神経を張り詰めたりと心身ともに大変でした。
現代は共働きが増えていることを踏まえても、今回の支援策とともに「幼児教育・保育の無償化」の対象を広げる必要性も高まっているでしょう。