男性も大変?理解しようとする姿勢を
社会や家庭環境の変化に悩むのは、実は女性だけではありません。
男性も社会や仕事に悩みを抱えていたり、また結婚相手としてや家庭で求められるすがたが急速に変化しており、変化についていけない方もいるでしょう。
特に「会社員の夫と専業主婦の母」のもと育てられた場合、年代によっては男性が台所に入るのも恥ずかしいと教えられた方もいます。小さな頃から当たり前として育った価値観を180度変えるわけですから、時代に合わせられない方も中にはいるでしょう。
時代が急速に変化する今、男女それぞれの生きづらさがあります。
すべて分かり合うのは困難ですが、変化に合わせて職場でも家庭でも、まずはお互いの立場を想像して理解しようとする姿勢が大切です。
それと同時に、時代の変化に伴った制度や賃金、仕事や職場環境の変化も今後より求められるでしょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和4年版厚生労働白書-社会保障を支える人材の確保-(本文)」(2022年9月16日公表)
- 厚生労働省「2021(令和3)年 国民生活基礎調査の概況」
- 財務省「男女間賃金格差の国際比較と日本における要因分析」
宮野 茉莉子