ブロードマインド株式会社は2022年10月18日、「ライフプランニングに関する実態調査」の結果を公表しました。それによると、ライフプランニングの重要性を約8割の人が感じているにも関わらず、約6割と半数以上がライフプランニング未経験ということがわかりました。
そこで今回はこの調査結果を解説していきます。そのうえで、貯蓄の実態についても見ていきましょう。
ライフプランニングとは
今回の調査概要は下記の通り。
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2022年7月12日
- 有効回答:お子様を持つ全国20~55歳の男女1000人
同調査によると、ライフプランとは「将来までのお金の見通しを立てること・今後どのようなお金がかかってくるかによって 人生設計や対策をすること/それによって立てた計画」のことを指します。
この内容について「意味を理解している・よく知っている」14.9%、「言葉は聞いたことがあり、意味も何となく知っている」38.6%と回答。
意味を何となく知っている人を含めると53.5%となり、2人に1人はライフプランニングについて知っている結果となりました。
20~30歳代でライフプランニングの関心高く
同調査では、「ライフプランニング・ライフプランの重要性について、どう思いますか?」と質問をしました。その結果「とても重要」26.1%、「重要」52.3%と回答しました。
合計すると78.4%の人がライフプランニングは重要だと考えていることが分かりました。
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出典元:ブロードマインド調べ
また、「ライフプランニングをやったことがあるかどうか教えてください」と質問をしたところ、「一度もない」と答えた人が59.1%となり、約6割の方が未経験ということが明らかになりました。
また、年代別で見てみると実施経験の有無が20代と50代で25.2%の差があります。
- 20歳代 ある:48.9%、一度もない:51.1%
- 30歳代 ある:46.3%、一度もない:53.7%
- 40歳代 ある:37.7%、一度もない:62.3%
- 50歳代 ある:23.6%、一度もない:76.4%
20歳代2人に1人は実施経験があるのに対して、50歳代は4人に1人という結果となりました。
20歳代の貯蓄額「平均・中央値」はどのくらいか
先述の調査では、若年層ほどライフプランニングに関心があることがわかりました。
そこでここからは、20〜30歳代の貯蓄額を見ていきましょう。
20歳代・二人以上世帯の貯蓄(金融資産を保有していない世帯を含む)
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出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和3年調査結果」をもとにLIMO編集部作成
- 金融資産非保有:37.1%
- 200万円未満:26.5%
- 200~400万円未満:14.7%
- 400~700万円未満:11.8%
- 700~1000万円未満:3.5%
- 1000~1500万円未満:1.2%
- 1500~2000万円未満:0.6%
- 2000~3000万円未満:0.6%
- 3000万円以上:0.6%
- 無回答:3.5%
平均値:212万円
中央値:63万円
※平均値は一部の極端に大きい値に影響され、数値が大きくなりやすい傾向にあります。中央値のほうが、平均よりも実態を反映しやすいと言われています。
20歳代の世帯の貯蓄は、金融資産非保有、すなわち貯蓄ゼロが4割近くとなりました。
30歳代の貯蓄額「平均・中央値」はどのくらいか
次に、30歳代の貯蓄の実態も確認します。
30歳代・二人以上世帯の貯蓄(金融資産を保有していない世帯を含む)
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出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和3年調査結果」をもとにLIMO編集部作成
- 金融資産非保有:22.7%
- 200万円未満:21.4%
- 200~400万円未満:13.8%
- 400~700万円未満:13.8%
- 700~1000万円未満:6.7%
- 1000~1500万円未満:6.4%
- 1500~2000万円未満:4.1%
- 2000~3000万円未満:3.7%
- 3000万円以上:3.3%
- 無回答:4.1%
平均値:752万円
中央値:238万円
平均値・中央値ともに、20歳代から大きく伸びていることがわかります。
ただ、20歳代よりは減ったものの、貯蓄ゼロ世帯が2割超ある点は見過ごせないポイントです。
ライフプランニングから逆算して20~30歳代は貯蓄を
今回は、ライフプランニングに関する調査結果を解説してきました。
調査によると、ライフプランニングをやったことがある人のうち、94.7%の人がライフプランニングを実施して良かったとポジティブな意見が多い結果となっています。
まだやったことがない人は、一度ライフプランニングを実施してみてもいいかもしれませんね。
人生100年時代と言われる今日、老後に向けて早めに、コツコツと貯蓄をすすめてみてはいかがでしょうか。
参考資料
齊藤 慧
