貯金の目的「資産運用」が前世代で増加
次に、貯金の目的についても見ていきます。
まず全体でみると、「生活費」「資産運用」が前年より増加する一方、「旅行」「住宅購入」が減少しています。
世代別にみると、すべての世代で「資産運用」が増加。収入が伸び悩むなか、資産運用で貯蓄を増やすことに興味を持っている人が増えているのでしょう。
特に30代、50代は前年から約2倍の結果となっています。
一方、20代で「旅行」が最も大きく減少(6ポイント減の8%)。ほとんどの世代で減少していることから、旅行需要はまだ完全に回復していないといえそうです。