株式会社ネストエッグは2022年10月14日、株式会社ネストエッグは「貯金・お金」に関する調査の結果を公表しました。それによると、1ヶ月の平均貯金額は2万8076円。21年度の貯金額は4万3252円で、昨年から2万円以上減少していることがわかりました。

また、貯金目的における「資産運用」の割合が全世代で増加。特に30代、50代は約2倍の結果となっています。

そこで今回はこの調査結果を詳しく見ていきます。

20代の約半数「100万円未満」の貯金額に

今回の調査の概要は下記の通り。

  • 調査期間:2022年9月27日~9月29日
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 有効回答数:1000名(全国、20~60代男女、各性年代200名ずつ)

世代ごとに貯金額の推移を見ると、20代は100万円以下が9ポイント増加(38%→47%)した一方、300万円以上が8pt(62%→54%)減少してます。

出所:株式会社ネストエッグ「物価高における貯金の実態調査を実施、20代の約半数が貯金額100万円未満に。」

20代の約半数が100万円未満の貯金額に留まっています。

また、300万円以上の貯金額が減少していることからも、物価高の影響などで若年層の間で貯金に回せる額が減っているようです。