1. 不労所得1:不動産

やはり、不労所得の王道といえば不動産投資です。自分でアパートやマンションを経営すると、部屋の数によっては月30万円以上の収入も見込めます。

利回りはピンきりですが、表面利回り12%であれば元本は3000万円となります。

表面利回りから管理費用などを考慮すると実質利回りは下がってしまいますが、管理会社ではなく自分で物件管理をすると管理費用は抑えられるかもしれません。

ただし、都市部の不動産価格は高騰していることや、地方の場合は管理の手間や空室のリスクを考えると、慎重に始める必要がありそうです。

無理のない範囲で借入をすることが大切なため、初心者の場合は、プロに不動産市況や借入の相談を十分にすることをおすすめします。

2. 不労所得2:債券

不労所得の中でも富裕層の多くが好む金融商品が、「債券」です。

国債であれば国に、社債であれば企業に、わたしたちがお金を貸している期間利息がもらえるという仕組みの金融商品です。

債券の発行体(お金を貸している相手)が債務不履行にならない限りは満期時に元本が返ってくるため、運用の計画が立てやすいと言えるでしょう。
そのため、一般的には他の金融商品に比べてリスクが低いとされています。

今は、新型コロナウイルス拡大後は各国の金融緩和からの出口戦略としてアメリカを始めとした金利上昇が始まっています。

仮に、2%の社債で年間360万円の不労所得のためには、元本は1億8000万円必要になるため、あまり現実的ではありません。だからといって、金利が高い新興国の債券は、為替の変動リスクも大きいため、金利だけで判断しないように注意が必要です。