1. 自分が何に使ったのか把握していない人

都市銀行勤務の30代Aさんは、お金が貯まらない人の特徴として「自分が何にいくらお金を使ったのか把握していないこと」を挙げます。

「銀行勤務ということもあって友人などによく貯金の方法について聞かれるけれど、『貯金に回すお金なんてない』という人ほど、『何にお金を使っているかわかる?』と質問しても、まともに答えが返ってこない…。そもそも自分が何にいくら使ったのかを把握していないと支出の改善策を練ることができないので、大体そこで話が終わってしまう」とのこと。

「そういう人に『1か月でもいいから家計簿をつけてみたら?』と言うと、ほとんどの人が面倒くさそうに『わかった、やってみる』と答える。でも、次に会ったときに聞くと、結局やっていないことが多い。1か月程度の家計簿もつけられないようでは支出の管理も難しいし、きっこのまま40代、50代になっても『お金が貯まらない!』と言っているんだろうなと思ってしまう」とAさん。

「お金が貯まらないと」口にするだけで何も実行しないのであれば、ずるずると時間が経って老後の不安が大きくなっていくばかり…という事態に陥ってしまいそうです。