ふつうの年金以外にも案外あった「シニア対象の公的給付まとめ」老齢年金への上乗せ給付2種&雇用保険の給付3種
年の差夫婦・少なめ年金・再就職・賃金低下・失業時には要確認→どれも「申請しないともらえない」お金です
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老後の生活設計において中心的な役割を果たす公的年金ですが、受給資格があっても自動的に支給が開始されるわけではないことをご存じでしょうか。
日本の公的支援制度は、原則として自己申告に基づく「申請主義」が採用されています。そのため、手続きを怠ると、受け取れるはずの権利を失ってしまう可能性があります。
特に、通常の老齢年金に加えて支給される給付金や、定年後も意欲的に働く方をサポートする雇用保険関連の手当は、セカンドライフの家計にとって大きな支えとなり得ます。
2025年に成立した年金制度改正法により、今後の受給環境も変わっていきます。初夏を迎え、これからの生活を考えるこの時期に、まずは「ご自身が今、申請できるお金」を正しく知ることが重要です。
この記事では、60歳代以降の方が知っておくべき、申請しないと受け取れない公的なお金を5つ厳選し、その支給要件や最新の給付額について、わかりやすく解説していきます。
※LIMOでは、個別の相談・お問い合わせにはお答えできません。
1. ふつうの年金以外にも!手続きしないと受け取れない公的給付とは
公的年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)は、私たちの暮らしを支える重要なセーフティーネットです。
しかし、支給要件を満たしたからといって、自動的に支給されるわけではありません。年金を受け取るには、「年金請求書」を提出し、請求手続きをおこなう必要があります。
国や自治体が提供する「手当」「給付金」「補助金」といった支援の多くも、受け取るためには申請手続きが不可欠です。
もし申請期限を守れなかったり、必要な添付書類が不足していたりすると、本来受け取れるはずのお金が減額されたり、最悪の場合受け取れなくなったりすることもあります。
公的な支援制度を必要な時に確実に利用するためには、ご自身がどのような支援の対象になるのかを理解し、手続きをきちんと進めることが大切です。
著者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)
監修者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年2月12日更新)