今年も9月を終え、各企業が決算発表を行いました。
今回、特に注目が集まったのが「健康保険組合の赤字化」でした。健康保険組合とは大企業に勤める従業員やその家族が加入できる保険ですが、国内の約半数が赤字の状況であることが判明しました。
主な要因としては高齢者医療の医療費の増加です。日本では、75歳以上の後期高齢者が増加しているため医療費の負担が大きくなっています。このまま赤字化が続くと、現役世代が負担する保険料が値上げされる可能性もあります。
現役で働いている世代からすると、目の前の自分たちの生活で精一杯と思う方も少なくありません。
ですが、こうした問題から少子高齢化などの社会問題を自分ごととして捉え、将来について考えるきっかけとなるのかもしれません。
そこで、今回は年々増加する高齢者の単独世帯と70歳代に視点をあて、資料をまとめます。