3. 厚生年金を月平均で20万円以上受給できるのは何割なのか
厚生労働省が公表している「令和2年度(2020年度)厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、男女あわせた厚生年金受給額の月平均が14万4366円(老齢基礎年金含む)となっています。
また、男性の月平均は16万4742円(老齢基礎年金含む)、女性の月平均は10万3808円(老齢基礎年金含む)です。男女それぞれの厚生年金受給額を確認してみましょう。
厚生年金を「ひとりで20万円以上」受給しているのは男性で約23.6%となり約2割、女性で約1.26%です。男女合計しても、20万円以上の年金を受け取るのは1~2割ほどといえます。
なお、「夫婦で20万円以上」であれば、前述のとおり夫の平均月額が約16万円、妻(主婦)の老齢基礎年金月額が約6万5000円、合計年金額22万5000円となります。