年金が収入に占める割合「8割以下」が約4割。「生活の糧」のために働きたい高齢者も 年金だけで生活する高齢者は「4世帯に1世帯」へ

3. 60歳代以降の働く理由はなにか

年金だけで生活する方が少なくなる一方で、60歳以降も働く世帯が増えています。

ここでは日本労働組合総連合会（連合）の「高齢者雇用に関する調査2020」を用いて、60歳以降の働く理由を確認してみます。

60歳以降も働きたいと思う理由の第一位は「生活の糧を得るため」で77.0%でした。

その他にも働く理由が続きますが、生活を送るためには働く必要があると答えた方が多数となっています。

この調査からも60歳以降の収入事情は厳しいことが想像できますね。