2022年も残り数ヶ月となり、2023年の話題もチラホラと見かけるようになってきました。
そんな中、金融庁は金融庁「令和5(2023)年度 税制改正要望について」にて、NISA制度の恒久化や非課税保有期間の無期限化、年間投資枠の拡大などを求めると公表しています(2022年8月31日公表)。
「貯蓄から投資へ」の流れが確実に進み始めています。
特につみたてNISAの口座数は、2022年3月末時点で20~30歳代が222万口座と全年代で最も多くなっており、NISA制度が恒久化となれば、さらに投資をはじめる方も増えると考えられるでしょう。
一方で、将来への不安から投資の必要性を考えつつも、「リスクが怖い」「余剰資金がないからできない」「何から始めていいかわからない」という方が多いのも事実です。
若い世代では老後は30年以上先ということもあり、投資の必要性を感じない方も多いと思います。実際に現代の60歳代は、いくら貯蓄を保有し、いくら年金を受給しているのでしょうか。