2. 年代別の口座数は?

さらに詳しく、最新の調査から年代別のつみたてNISAの年代別口座数と、2021年3月末~6月末の増加率、年代別の比率もみていきましょう。

2.1 つみたてNISA年代別口座数(2020年3月末~2021年6月末時点の増加率 )/年代別比率

総数:417万5430口座 (15.5% ) 100.0% 

  • 20歳代:80万9093口座  (21.9%)/19.4% 
  • 30歳代:117万7990口座 (15.9%)/28.2% 
  • 40歳代:103万5183口座 (14.4%)/24.8%
  • 50歳代:69万5904口座  (13.6%)/16.7% 
  • 60歳代:32万92口座  (11.0%)/7.7%
  • 70歳代:11万8247口座 (6.2%)/2.8% 
  • 80歳代以上:1万8921口座 (5.4%) /0.5% 

20代では20%以上増加しており、特に若い人の中ではじめる人が増えています。また、年代別比率をみると30代が最も多く、次いで40代、20代です。

2021年9月10日には田村憲久厚生労働相より、少子高齢化による国民年金の年金額削減を抑えるため、国民年金の財源を厚生年金から振り分けることを検討していると発表されました。2019年には老後2000万円問題も話題になりましたが、特に若い世代では「年金には頼れないから早くから資産形成を」という考えが強いのかもしれません。