長い目で見れば社会保険加入のメリットも

一方で、扶養内パートに不満を抱えている方もいました。社会保険に加入できるというのは、実はメリットも多いものです。

まずは健康保険に加入することで、傷病手当金や出産手当金が出るようになります。また、将来の厚生年金額が増えたり、障害年金と遺族年金といった万が一の備えも手厚くなります。

これらを民間の保険に加入するとなるとそれなりの費用がかかります。特に公的年金であれば、終身で受け取れるという点にメリットがあるでしょう。

老後資金への不安が高まる現代において、厚生年金に加入して将来の年金額を増やすことは、自分はもちろん家族を安心させるためにもなると言えます。