10月からパートの社会保険の適用拡大へ「急には働き方変えられない」人も
扶養内パートの7割強が働き方に満足している一方で、2022年10月からパートの社会保険の適用が拡大しています。
10月より「被保険者(短時間労働者を除く)の総数が常時100人を超える事業所」に勤め、以下の要件を満たすとパートでも社会保険へ加入することになりました。
- 週の所定労働時間が20時間以上であること
- 雇用期間が2カ月を超えて見込まれること
- 賃金の月額が8万8000円以上であること
- 学生でないこと
社会保険に加入できるものの、保険料を支払うため、手取りが少なくなる方も多いでしょう。
パート主婦の中には、働き方をすぐには変えられない方も多いものです。
乳幼児のうちは子どもが毎月1回熱を出すことも多く、きょうだいがいれば1週間以上看病が必要になることもあるでしょう。
子どもの体質にも個人差があり、同じきょうだいでも肌が弱い子、アレルギーがある子、中耳炎になりやすい子などさまざまな理由で定期的に通院する子もいます。
小学校に上がっても低学年のうちは熱を出しやすいですし、今度は宿題を見るなど学校生活のフォローをする必要がでてきます。また、小1の壁、小4の壁というように、預け先も難しい問題に。
子どもは大人の都合通りにはいかず、ゆっくりと成長していくもの。それに合わせた働き方をとなると、扶養内パートを望まれる方もいるでしょう。