3. 60歳代以上、「給与に不満」は4割以上に

60歳代以上の平均給与は約18万円でした。この数字を60歳以上の方はどのように感じているのでしょうか。

出所:日本労働組合総連合会(連合)「高齢者雇用に関する調査2020」

先ほどと同じ調査から「満足している」と回答した人は、「賃金」では44.0%と半数以上が給与水準に万足していなことが分かります。

一方で「働き方」70.3%、「労働時間」73.8%、「労働日数」73.3%、「仕事内容」71.5%と、仕事自体に満足している方は多いようです。

60歳以降では雇用形態に関わらず、仕事自体には満足していても、見合った収入を得ることが難しいことが分かりました。

4. 60歳代以降で働く理由はなにか

ここでは、60歳以降も働く理由について同調査から確認します。

60歳以降も働きたいと思う理由の第一位は「生活の糧を得るため」(77.0%)。

出所:日本労働組合総連合会(連合)「高齢者雇用に関する調査2020」

「健康を維持するため」(46.2%)、「生活の質を高めるため」(33.9%)、「働くことに生きがいを感じているため」(28.8%)、「仕事を辞めてもやることがないから」(24.9%)と続きます。

この調査から、働く理由は「生活のため」が多数となっています。60歳以降の収入事情は厳しいことが想像できるでしょう。

60歳以降の収入を考える上で「公的年金」は欠かせません。60歳以降の懐事情を深掘りするため、公的年金についても確認しておきましょう。