6. 生活のために働くシニアも。早めの資金計画を
60歳以上の雇用について給与や雇用形態、労働時間などを確認してきました。
60歳以降は収入が下がるため、「生活のため」に働く必要があることが分かりました。もちろん「生きがい」などの一面もありますが、働かないと生活が苦しくなるというのが実情です。
どのような老後をイメージするかは、それぞれ異なります。なるべく早くリタイアしたい方や生きがいのために働き続けたい方など考え方はさまざまでしょう。
その上で、なるべく早くリタイアして趣味などに時間を費やしたい方はしっかりとした資金計画が必要です。
資金計画のためには、自分自身について知ることが重要です。たとえば自身の年金額を、ねんきん定期便やねんきんネットなどで確認するのがおすすめです。
日本人には「人生100年時代」という長い老後生活が待っています。お金に困ることがないようしっかりと準備をして老後を迎えたいですね。
参考資料
徳原 龍裕