5. まとめにかえて

国民年金と厚生年金の仕組みや被保険者数、年金額を確認してきました。

基本的には公的年金のみで老後生活できない方が大多数となるため、早めに老後に向けて備えていく必要があります。

年金額が減る傾向にあるとは言え、公的年金ならではのメリットもあります。

たとえばパートの方が社会保険に加入すれば、老後の老齢厚生年金だけでなく、遺族厚生年金や障害厚生年金といった万が一の時の保障も手厚くなります。

また、公的年金は終身で受け取れるため、長生きする可能性が高い女性は厚生年金に加入を検討しても良いでしょう。

ただし、公的年金以外に私的年金や貯蓄で備えていく必要もあります。

これを機に、老後資金の備え方についてまずは情報収集してみてはいかがでしょうか。

参考資料

宮野 茉莉子