1. 70歳代はどれくらい働いているのか

まずは70歳代の就業状況を厚生労働省の「令和4年版高齢社会白書」で確認します。

2021年に働く「60〜64歳」は71.5%、「65〜69歳」は50.3%です。

出所:厚生労働省の「令和4年版高齢社会白書」

一方で「70~74歳」は32.6%、「75歳以上」は10.5%ですから70歳代に入ると就業率は極端に少なくなっています。

70歳代以降は多くの方が労働収入を得ることがなくなるため、「年金と貯蓄」が生活の柱となりますね。