「特別養護老人ホーム(特養)」と「介護老人保健施設(老健)」とは

まずはそれぞれの特徴を確認しましょう。

特別養護老人ホーム(特養)とは?

特別養護老人ホームは、終身の利用を前提とした生活施設です。「介護老人福祉施設」とも呼ばれています。

看取りケアを実施している施設も多く「終の棲家」としての役割も担っています。

また、特養の特徴の1つとして、施設の運営に公費が充てられるため安い費用で利用できることがあげられます。そのため、人気が高く入居できるまでの待機期間が長くなることもあります。

介護老人保健施設(老健)とは?

介護老人保健施設は、病院と自宅の中間のような施設です。

自宅へ帰ることを目的として看護と医学的な管理のもとで、リハビリに重点を置いた介護を提供しています。

入居期間は原則、3ヵ月と短期間の入居が大半です。