火災保険を見直すタイミング1. 家族が減ったり増えたりしたとき

火災保険を見直すおすすめのタイミングの一つは、家族が減ったり増えたりしたときです。家を建てたときと家族構成が変われば、家が焼失して新しく建てる家も変わるはずです。それに合わせて保険金額を見直せば、保険料を抑えられるかもしれません。

例えば家を建てたときに家族が夫婦と子供の家族だった場合、ほぼ同じ大きさの家を再び建てられる金額で火災保険に加入しているはずです。

しかし今は子供が成長して独立しているなら、新しく建てる家は夫婦二人だけの小さな家で済むかもしれません。そこで火災保険の保険金額を小さな家が建てられる金額に見直しをするのです。

家財保険も見直そう

家族構成が変わったら、あわせて見直したいのが家財保険です。これは家の中にある家具や家電、洋服やカバンなど生活に必要な家財が、火事で消失したときに揃え直すための保険です。

こちらも、火災保険に加入したときの家族構成に合わせた補償金額になっていることが多いはず。もし子供が独立していれば、夫婦の家財を揃え直す補償金額に見直しても良いでしょう。

またこの家財保険の保険金額は、保険会社の設定した目安の額で加入しているケースも多いと思います。しかしよく考えてみると、そこまで必要ないと感じるご家庭もあるかもしれません。

出典:あいおいニッセイ同和損保「家財評価額の目安 家財簡易評価表」

例えば上記の目安表を見てみると、夫婦と子供2人の家族4人で加入者が40歳の場合、家財評価額の目安は1400万円です。火事で消失して家財を全て揃い直すとしても、そこまでの金額はいらないという方もいるでしょう。火災保険を見直すときは、必ず家財保険の内容も確かめることをおすすめします。