3. 厚生年金「男女」の受給額の格差
受給額別の構成比をつかって男女格差について調べてみました。
3.1 〈男性〉平均年金月額:16万4742円
- 30万円以上~:約0.2%
- 20万円以上~30万円未満:約23%
- 10万円以上~20万円未満:約66%
- 1万円未満~10万円未満: 約10%
3.2 〈女性〉平均年金月額:10万3808円
- 30万円以上~:約0.006%
- 20万円以上~30万円未満:約1%
- 10万円以上~20万円未満:約50%
- 1万円未満~10万円未満:約49%
男女ともにおよそ半数が10~20万円未満の厚生年金を受給している点は共通しています。
しかし、月10万円未満となるのは、男性が1割程度に抑えられているのに対し、女性は残り半数のうちほとんどが該当しています。
女性の場合、男性よりも平均寿命が長く、認知症患者も多い傾向があります。
そうした長生きリスクを踏まえ、働き方についても慎重に検討する必要があります。
特に夫婦間で年齢差がある場合は、遺族年金制度など一人になった際の年金額についても事前に確認しておくことをおすすめします。
著者
滋賀県彦根市出身。龍谷大学国際文化学部卒。大学卒業後、滋賀銀行に入行。主に個人向けコンサルティング営業に従事。若年層から富裕層までの幅広い層のお客様に対応し、これまで1000世帯以上の資産運用に関する相談経験をもつ。資産形成から相続サポートまでのライフステージに応じた相談を得意とする。社内研修の講師を務め、若手社員の人材育成に貢献。社内表彰多数。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。
監修者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。