2022年10月から後期高齢者の医療費負担が高まる
後期高齢者医療制度とは、公的健康保険の一つです。国民健康保険や会社の健康保険に加入している方であっても、誰もが75歳を迎えれば加入することになります。
ただし、一定の障害のある方は65歳からでも加入できます。
現行では、医療費の自己負担割合は年齢によって1割~3割に決まっています。
義務教育就学後は原則3割負担ですが、70歳を超えると2割負担、1割負担に下がります。現役並みの所得がある方は3割負担のままですが、ほとんどの後期高齢者は1割負担で済んでいたのです。
しかし、2022年10月からは制度が改正。一部の1割負担者は2割負担へと引き上げられるのです。