1.2 年収450万~500万円(平均年収474万円)の勤労世帯

  • 世帯主の平均年齢・・・49.8歳
  • 世帯人数の平均・・・3.18人 (うち18歳未満の世帯人員・・・0.85人)
  • 世帯主の配偶者のうち女性の有業率・・・48.2%

平均貯蓄額:784万円

貯蓄の内訳
■金融機関…765万円
・通貨性預貯金:277万円
・定期性預貯金:237万円
・生命保険など:157万円
・有価証券:94万円
■金融機関外…19万円

平均負債額・・・693万円(うち「住宅・土地のための負債」・・・652万円)

年収400万円台の前半と後半ともに、世帯主の年齢は50歳前後で家族3人、うち18歳未満の子が1人います。

女性の有業率が半分以下のため、専業主婦世帯が多いと考えられるでしょう。

貯蓄を見ると年収400万円台前半で912万円、後半で784万円でした。400万円代前半家庭では1000万円に届きそうな水準ではありますが、住宅ローンと考えられる負債も500万円ほど残っています。

このことからコツコツと貯蓄をしているものの、住宅ローンの負担が大きいとわかります。年代的に子育てによる養育費や塾代などの負担も大きく、大学費用はなんとか捻出できるものの、進学先によっては不安も残るでしょう。

また、住宅ローンや教育費がかかり、老後資金まではなかなか備えられないご家庭も少なくないと思われます。