4. 民間の介護保険に入る必要がないケース

先述した介護費用の平均額である一時的な費用74万円、月々の費用8万3000円は、自己負担を含めた費用の参考になると思います。

年金を20万円以上(夫婦の場合は30万円以上)受給できる場合は、毎月8万円近い出費にも対応できるため、新たに介護保険に加入する必要性はないでしょう。

また、介護費用の総額として600万円程度を無理なく支出できる場合も保険に加入する必要はないと考えられます。

もらえる年金が少ない、貯蓄が十分にない場合は、民間の介護保険に加入するメリットがあります。