9月の給与明細「手取り額が変わった?」あるある!標準報酬月額が原因か
10月からは雇用保険料も改定へ
Yusuke Ide/istockphoto.com
健康保険料・厚生年金保険料の金額は、毎年1回、7月の「定時決定(算定基礎届)」で見直しをします。
そこで確定した保険料は、その後の9月1日から翌年8月末までが適用期間となります。
そのため、給料が20日締め、末日払いなどの当月払いの会社で勤務されている人は、9月の給与明細で手取り額を見たとき「いつもと違う、減った!(増えた!)」となることがあるかもしれません。
今回は、給与から控除される健康保険・厚生年金の決まり方とあわせ、2022年10月から料率が変更となる雇用保険について説明します。
執筆者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年勤務したのち、FPとして独立。ひとりひとりのお金に対する価値観を大事にしながら、ムリのない節約術を提案している。他のメディア媒体でも、お金に関する記事の執筆を行う。読者がすっと理解できるよう、文章の構成や表現などを意識している。LIMO編集部では、お金やペットの記事を執筆。自宅では、3匹の猫(12歳~19歳)と暮らしており、猫の健康管理や介護は得意分野。趣味は、落語、宝塚。愛読書は、P・G・ウッドハウスのジーヴスシリーズ(2023年11月20日更新)。