60歳代後半の男性3人に2人が就業
年齢や性別でも見てみましょう。
2021年に65~69歳全体の就業率は初めて50%を超え、70歳以上も18.1%と2割に近づきつつあります。
男女別で見ると、65~69歳の男性は60.4%、女性は40.9%が就業しており、特に男性は60歳代後半で働くのも「普通」といえる時代になりました。
2011年には65~69歳全体の就業率で36.2%、65~69歳男性で46.3%と、働く60歳代後半は一定数いるものの普通というほどではありませんでした。
たった10年間で高齢者の仕事の認識は大きく変化していることがわかります。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。