私たちの老後の暮らしを支える柱となる公的年金。日本の年金制度は「2階建て構造」などと呼ばれ、ベース部分の「国民年金」と、サラリーマンが上乗せして加入する「厚生年金」から成り立ちます。

そのうち厚生年金は、給与に応じて支払った年金保険料で老後の受取額が決まるしくみです。現役時代の収入と年金加入期間が、老後の年金収入に響くため、おのずと個人差も出ます。

今回は「高額受給者」とも呼べる、ひと月の年金額が30万円以上の人について、現役時代の収入がどのくらいだったのかを、計算していきます。

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