2022年9月9日に公表された、国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」によれば、「結婚したら子どもはもつべきだ」と考える18~34歳の未婚女性は36.6%と、およそ3人に1人になることがわかりました。
今回の調査は2021年に行われており、同質問は2015年の前回調査67.4%から30ポイント以上下がり、「結婚したら子どもを持つべき」と考える女性は6年間でほぼ半減しています。
一方、男性は今回の調査で55.0%が結婚したら子どもをもつべきと考えており、前回調査の75.4%から20ポイント以上下がったものの、男性の半分以上は「結婚したら子どもをもつべきだ」と考えていることがわかります。
「結婚したら子どもをもつ」という考えの急激な減少と、男女の価値観の違い。コロナ禍を経て今、「結婚観」は大きく変化しつつあります。