ふつうの家庭でもできる、オススメ貯蓄術
先ほど、年収が多い=貯蓄が多いことではないことがわかりました。
ここでは、年収に関わらず、誰でもできるオススメ貯蓄術についてお話をしていきます。
世界株式への投資
投資を行う上でもっとも大事なことは、その投資先に成長性があるかどうかです。
大きなリターンを狙うのであれば、その分、大きなリスクを背負わなければいけません。
例えば一つの国に投資をし、もしその国で大きな問題が起きて価格下落が発生したとします。一つの国に投資をしているが故に、価格が戻ってくるまで待たなければいけません。
ですが、世界株式に投資をしていけば、一つの国で大きな下落が発生しても、ほかの国が助けてくれる可能性があります。
長期積立による長期運用
そして次に重要なのが、「長期・積立・分散」です。
金融商品の価格は毎日変動します。大きな金額を一括で買うと、値下がりした際に大きな損が出てしまう可能性があります。
ですが、定期的に積立投資をした場合は、価格が高い時には少量、価格が低い時は多量に買い付けます。
取得するタイミングを分散させることで取得価格が安定します。
まとめ
今回は、年収400万円台「一般家庭」のお金の事情についてお話をさせていただきました。
年収が多い=貯蓄が多いわけではありません。支出が多くなればなるほど、貯蓄は難しくなります。
貯蓄を増やすことはとても大切なことです。ですが、方法は預貯金だけではありません。
色々な方法がありますので、自身に合っている方法を見つけることで、少しでもお金についての不安を払拭できるのではないでしょうか。
もし、この記事を読んで、皆さんの貯蓄術の手助けになれたら幸いです。
参考資料
- 国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」(令和3年9月)
- 厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査の概況 Ⅱ 各種世帯の所得等の状況」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」第8-2表
長井 祐人